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クリスマスのプレゼント、なんにします?

kage

2016/12/01 (Thu)

グズグズしている間に、12月に入ってしまいました。


このところの話を完結できないままで、緊急の話題です。

子どもたちへのクリスマスプレゼントはもう決められましたか?
まだ決めていない方、もう決めたけど、まだ変更できる方、
是非読んでくださいね。


昨年のクリスマスには多くの携帯用ゲーム機が子どもたちにプレゼントされました。

何年も前から存在したゲーム機です。
持っている子どもが年々低年齢化して、院内でも診察を待っている間、
周りの様子に目もくれずゲームを黙々としている小学生たちの様子に
ひどく違和感を持っていましたが、

昨年は、年中さん位の子どもたちにまで、サンタさんが持ってきてしまったのです。

私たちは頭を抱えました。

あの子もこの子も返事しなくなったよ。目が合わなくなったよ。
会話がなんかかみ合わない。
発音の練習をしても、すぐに注意が飛び、遊んでいても、何回もおもちゃを落としたりします。
発達障害のあの子はまた叫びだしてしまった。

クリスマス前の様子と比べ、大きな変化がある子どもたちには、コッソリ聞いてみました?

『サンタさんのプレゼント、○○(ゲーム機の名前)でしょう?』
『ウン。』
『やっぱりね。』


日ごろから、子どもの年齢、発達段階、問題行動の状態などを考えて、
ゲームをする頻度や時間などについてアドバイスをしてきましたが、
未就学児にはやはり早すぎます。


子どもの願いをかなえるべく、大金を出して用意したサンタさんたちの気持ち、
胸が張り裂けそうでしたが、時間をかけて、使わせないようにと、説明をし、
親子ともに納得してもらって

院内に落ち着きが戻るのにひと月以上かかったと思います。

そこで、年間を通し、メディアやゲームの弊害についての啓蒙のチラシや
根拠としている論文(後日お知らせします)などを待合室に置き、
ことあるごとに説明をするようにしました。



さあ、もうすぐクリスマス、ちょっと早めに聞いてみました。

『サンタさんに何もらうの?』


さすがにゲーム機という子はいないのですが、


『(戦隊ものの)ベルトと剣』

ああ~、それもやめて~、


音や光の出るおもちゃを繰り返し使うことも子どもたちの脳に深刻な影響を与えます。

現に、赤ちゃんの時からボタンで音と光が出るようなおもちゃがお気に入りで
言葉が遅れている子が言葉の相談に来られます。


3歳になるぐらいまであまりテレビなど見せず、もちろんスマホ画面も見せず、
ことばの発達や対人関係、落ち着きに問題がない子であれば
年長さん位から使ってもいいかもしれませんが、
わが子が落ち着きがないと思われている方はどうかやめてください。

と言って、おもちゃ売り場に行けばそんなのばかり、
親にとっても、子どもにとっても、そしてサンタさんにとっても
とても難しく、残酷な時代です。

アナログで、親子で遊べるものを是非選んでください。
積み木、ブロック、年齢とともにボードゲーム、
男の子も意外とよろこぶおままごセット、お人形など・・・

そんなのもうある、という方、色のいっぱい入った色鉛筆とかクレパスとかも
楽しいし、毎晩読んであげる絵本の数が増えるのも子どもたちが喜ぶかも・・・